PCB検査について
2024年10月1日 関西電力が国に低濃度PCBの虚偽報告で副社長辞任がニュースになりました。
PCBとは【ポリ塩化ビフェニル】で油状の化学物質です。
無色透明で化学的に安定しており、水に溶けにくく、熱に強く、不燃性、電気絶縁性が高い、化学物質としてはとても優秀でした。
ただし、PCBは人体に有害で1972年に生産・輸入が禁止されました。
現在、1990年頃までに製造された『高圧変圧器』や『高圧トランス』の絶縁油に【高濃度PCB・低濃度PCB】として混入の可能性が国やメーカーより示唆されました。
結論として、PCB混入の可能性が有る『高圧変圧器』や『高圧トランス』は銘板【メーカー・製造年】より判断し適正なPCB検査を推奨します。
万が一、PCBの不法投棄や適切に届出等しない場合、【罰金・懲役】が科せられる場合が有ります。
ご不明な点が有る場合、お気軽にKMG電気管理事務所にお問い合わせ下さい。