高圧耐圧試験について
高圧耐圧試験とは、高圧回路を停電し試験電圧【10,350V】を10分間加えた時、これに耐えうる性能が有るか確認する事です。
これにより、高圧回路の絶縁状態を高信頼で把握出来ます。
最大使用電圧がAC7,000V以下の電路の場合、電技解釈16条より最大使用電圧の1.5倍の交流電圧が試験電圧です。
通常6,600V回路では【最大使用電圧6,900V×1.5倍=試験電圧10,350V】となります。
ただし、耐圧試験は準備の時間や耐圧費用が掛かり、古い設備や耐圧信頼度の低い機器には試験のリスク【機器破損や感電火災等】が有る事をご理解下さい。
耐圧試験についてご興味のある方は、お気軽にKMG電気管理事務所にお問合せ下さい。



